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プラセボ効果

「最近の抗うつ薬の治験ではプラセボの有効性が50〜60%におよび、これは治験においては通常の治療よりも手厚い人的配置がなされるためではないかと推測される。」とはある医大の精神医学教室准教授の弁。この推察は的を得ているとは思うのだが大事なことはここから何を学び医療をどう変えていくかだと思う。ひとつは人間には高価で副作用がある医薬品を使わなくても自ら癒す力が備わっていて心がそのスィッチを押すということ。もうひとつは通常の医療においても手厚い人的配置をするべきであることだ。財源は?無駄な薬剤費を減らして人件費にあてることでしょ。コンクリートから人へ、ならぬ薬代から人へ。おそらく医師会は反対しないでしょ。
by yashihaJournal | 2016-08-21 23:32 | 未分類