人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天動説と地動説

天動説と地動説_c0123401_20245449.jpg

この題名だけみると単なるポシティブシンキング本なんだが、著者のブルース・リプトン博士は紅茶飲んでブルース歌うわけじゃない。彼の研究成果は遺伝子が全てではなく細胞を取り巻く環境によって細胞の機能が決まる…つまりは生き物の最小単位である細胞にとって核の中の遺伝子が脳ではなく(外界と接している)細胞膜こそが真の脳だった!(ついでに言うとフィトケミカル成分は膜の構造を変える…) 要するに「氏か育ちか」論争にケリがついたというわけだ。ついこないだNHKでイランの女性科学者ミナ・ビッセル博士の研究を取り上げたらしいがあれも遺伝子こそ全てというセントラルドグマをひっくり返す研究だ。ホントは天動説と地動説みたいな大転換なんだけど医学やメディアは遺伝子村の村長が仕切ってるからあまり騒がれないわけだ。 しかしビックリするのは本書の次のフレーズ。「その一方で処方薬による死亡という問題をなんとか避けようとメディアは私たちの注意を違法ドラッグに誘導している。」 この本が書かれたのは2005年である!
by yashihaJournal | 2014-10-02 20:24 | 未分類